Cleanroom manufacturing process for electronic materials and precision components
技術課題から探す機能性材料
材料設計・成形加工・製造工程で起こる課題を起点に、
用途・工程条件・要求特性に合わせて機能性材料の候補整理と選定検討を支援します。
ホームページ » ソリューション

材料設計・成形加工の課題に応じた材料候補をご提案

Team collaborates around laptop discussing material selection for product development

機能性材料の選定では、製品名や樹脂の種類だけでなく、改善したい課題や課題が発生している工程から検討を始めることが重要です。たとえば、溶剤使用量を減らしたい、発泡プロセスを見直したい、成形品を軽量化したい、粉塵や飛散を抑えたい、熱硬化性樹脂の靭性や密着性を調整したいなど、課題によって適した材料や評価すべき特性は異なります。

積水化学のポリビニルアセタール樹脂、特殊アクリル、発泡微粒子などを、用途や工程課題に応じて整理し、詳細検討につながる入口として紹介します。

環境対応材料:水系化・VOC削減への材料提案

Training support visual highlights learning opportunities for resin material professionals

環境規制への対応やVOC削減、作業環境の改善を背景に、溶剤系から水系への切り替えを検討する動きが広がっています。一方、材料置換では「性能が出るか」だけでなく、密着性や分散安定性、乾燥条件、塗工性、既存設備との適合性などを総合的に確認する必要があります。

積水化学は水系対応樹脂や機能性材料の提案を通じて、用途・基材・工程条件・要求特性に合わせた候補整理と評価設計を支援します。環境対応に加え、量産での扱いやすさまで含めた検討の進め方を、詳細ページで整理してご紹介します。

化学発泡剤代替による低比重化・発泡品質改善

Hands surrounding globe illustrate commitment to environmentally conscious material design

化学発泡剤は、樹脂・ゴム・塗料・シーリング材などに軽量化、断熱性、クッション性を付与する有効な手段です。一方で、ADCAをはじめとする規制動向、発泡後の残留副産物や臭気、気泡径・気泡分布のばらつき、助剤添加による配合設計の複雑化などが、用途や地域によって検討課題となる場合があります。

積水化学の発泡粒子「ADVANCELL(アドバンセル)™」は、加熱により粒子自体が膨張する物理発泡タイプの材料です。化学反応によるガス発生ではなく、粒子内部の膨張を利用するため、独立気泡化、均一発泡、残留副産物リスク低減を見据えた発泡設計に活用できます。完全代替だけでなく、化学発泡剤との併用も含め、主材・成形温度・要求物性に応じた検討を支援します。

外観・特性を維持しながら、軽量化と機能付与を両立

Lightweight white sheet surrounded by dispersed water droplets

ADVANCELL™は、加熱により膨張する発泡微粒子を樹脂に配合し、成形品内部に微細な独立気泡構造を形成しやすくする材料です。PVC、PP、PE、エラストマー、複合材料などで検討でき、押出・射出・ブロー・コーティング等、工程条件に合わせた発泡設計を支援します。まずはご用途と成形条件を起点に、期待効果と評価項目の整理からご相談いただけます。

エポキシ配合の設計自由度を保ちつつ、靭性・密着のバランスを調整

Liquid resin sample is dispensed for formulation testing

エポキシ樹脂をはじめとする熱硬化性樹脂は、剛性、耐熱性、寸法安定性が求められる用途で広く使用される一方、硬化時の内部応力や熱履歴により、脆性、クラック、界面剥離、加工時の扱いにくさが課題となる場合があります。

積水化学のS-LEC™ BKシリーズは、ポリビニルブチラール(PVB)樹脂をベースとした改質材料として、マトリクス樹脂に第三成分として添加することができます。柔軟な分子鎖構造と極性基を活かし、既存配合の設計自由度をできるだけ保ちながら、靭性、密着性、加工性のバランス改善を支援します。

顆粒化による工程安定化

Clear liquid and white pellets suggest resin formulation testing

樹脂材料の評価では、製品としての性能だけでなく、製造現場で安定して投入できるか、粉塵や飛散を抑えられるか、溶解・分散工程でばらつきが生じにくいかも重要な判断ポイントになります。

積水化学では、主にPVB(ポリビニルブチラール樹脂)製品を中心に、従来の粉末タイプに加えて顆粒タイプを提案しています。顆粒化により、原料投入時や取り扱い時の粉塵発生を抑え、作業環境の改善や設備汚染リスクの低減に貢献します。また、粒径設計により溶媒との接触効率を高め、溶解性や分散性の向上も期待できます。対応可否は製品やグレードによって異なるため、用途・工程条件に応じた確認が必要です。